美しい山や海など豊かな自然に囲まれた肝付町――このコーナーではそんなきもつきの魅力をビジュアルでたっぷりご覧ください。
フォトレポート
高隈山開き わが町を眼下に見る
2014.03.27(木曜日)     きもつき情報局
これまで、きもつきの伝統文化や自然を紹介してきた町民レポーターの有村哲郎さんが、先日大隅半島を一望できる高隈山の山開きに参加し、山登りの途中や山頂から撮影した写真とともに記事を投稿してくれました。

今回の「きもつきレポート」では有村さんによる高隈登山のレポートをお届けします。

3月21日の春分の日、鹿屋市観光協会が、毎年この時期に開催している大隅半島の主峰高隈山の山開きが行われ、近郊の市町村から山好きが集まり、山の安全と人々の健康を祈りました。

2週間前の3月9日、大雪で全山真っ白になった高隈連峰も元の緑の山に変わったとはいえ、この日は春一番の名残か、冷たい風が吹いています。

朝8時40分、総勢76名の参加者が国立大隅青少年自然の家に集合、登山口のテレビ塔下までバスで移動し、ここで結団式を行いました。

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テレビ塔下登山道入口です。

大隅ネイチャーガイドと霧島山岳会のメンバーをガイド役にそれぞれ4チームに分かれて登ります。

また、万全の体勢で臨むために観光協会、青少年自然の家のスタッフがサポート役を担当し、各チームに看護師1名が同行しました。

登山口からは眼下に見る景色は、鳴之尾牧場の緑のじゅうたんの中に施設の赤い屋根が映え、絵葉書で見たアルプスを連想させます。その向こうに錦江湾が広がり、はるか南には開聞岳が春霞の中にそびえています。

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眼下に見る鳴之尾牧場と薩摩半島。

登山口からテレビ塔までは、ところどころに石段が設けられた比較的楽な登山道ですので、冷たい風にも負けず皆元気に登り、途中の見晴らしがよい地点で一休みしました。

ここからは今日登る御岳が真向かいに屹立して見えます。高隈連峰は1000m以上の峰が7つあり今日は2番目に高い1182mの御岳(肝付町側から見て一番高く見えるとがった峰)で山開きが行われるのです。

しばらく休み、再び険しい山道を登ります。岩場と崖と林の中をあえぎながら登ると、突然視界が開ける場所があり、そこから肝属平野が一望に眺められます。

北西には薩摩半島、鹿児島湾、中央は鹿屋市街、笠之原台地から高山市街地、国見連峰、柏原石油備蓄基地、志布志湾、一番奥には都井岬が霞んで見えます。

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志布志湾と国見山を望む風景。

登るにつれて息があがってきますが、周りに咲く木々の花が疲れを癒してくれます。白一色に鈴生りに開いているのはアセビ、寒風の空に一段と黄色く映えているのはマンサク。下界では桜が咲き始めていますが、山の桜はまだのよう。
   
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道中の花が疲れを癒してくれます。こちらはアセビ。

そして登り始めて2時間ばかりで御岳の頂上に着きました。高隈連山の1000m以上の7峰がほとんど見渡せます。

最高峰の大箆柄(おおのがら)岳(1237m)、小箆柄(このがら)岳(1149)、妻岳(1145)、二子岳(1107)、平岳(1102)、横岳(1049)。高隈連峰の奥には桜島、今日は噴火していない模様。北側の一番遠くには霧島連山高千穂が見えます。

西は鹿児島湾を挟んで薩摩半島、開聞岳、南に目を転じると鹿児島湾の湾口はかすんでいて、残念ながら今年、屋久島は見えませんでした。

皆がそろったところで、登るときは登山の格好をしていた、まだ若い感じの神主さんがちゃんと式服に着替え、式帽かぶってのお祈りし、参加者全員で山の安全と幸福を祈りました。

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    御岳の頂上にある高隈竜王大権現。

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山開きに参加したメンバーと。

1000mの山の上から俯瞰して見たわが町の美しい田園、山、海に改めて感動した山開きでした。

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