
おだやかな新年の幕開けを迎えた2014年元旦のきもつきの風景――今回はその後編をお届けします。
今回は志布志湾に面した波見地区で撮影した写真がメインです。どうぞお楽しみください。
※なお今回ご覧いただく写真のうち、最初の一枚を除く全部がiPhoneによるものです。それまで使っていたパナソニックのカメラが途中で使用不可となるアクシデントがあったためです。
肝付町波見にある住吉神社に来ました。
ここから山を少し上り、波見公園を目指します。
この公園、実は隠れた桜の名所であると同時に
「あるもの」の存在でも知られています。
といって、それを知る町民は少ないかもしれませんが......
昭和15年に建てられた記念碑です。
「神武天皇御発航伝説地」と記されています。
眼下には肝属平野と肝属川、そして右側には志布志湾が広がります。
伝説では、この地から神武天皇が近畿に船で向かったことになっています。
次に向かったのは、同じく波見にある小鷹大明神の仁王像です。
普段はあまり訪れる人のない場所です。
民家の軒先を通っていきます。
どことなく神秘的な雰囲気が漂っています。
仁王像について説明する看板です。
1721年の建立とあります。
背景の竹林が独特の雰囲気を醸し出しています。
どこか別の空間に迷い込んだかのような感覚にとらわれます。
近くで見ると、ものすごい迫力です。
全身からパワーがみなぎっています。
背後から見ると、このようになります。
下には民家や田んぼがあります。
帰りしなに(おそらく肝付町野埼で)見た夕陽。
2014年最初の日も暮れようとしています。