本コーナーではコラムをはじめとして、きもつきを題材としたさまざまな読み物を用意しました。どうぞじっくり、ゆったりお楽しみください。
スタッフブログ
ファンド・レイジングについて学んできました
2012.09.24(月曜日)     きもつき情報局
きのうの日曜日は、鹿屋市のリナシティかのやで開かれたNPO向けのセミナーに出席しました。
 
「資金と人材を確保するためのサポート説明会」というのがそのセミナーのタイトルで、要は、資金や人材の面でいろいろ問題を抱えていることが多いNPOのために、その方面でのいろいろな手法や実例などを学ぶというものです。
 
開催したのは、ソーシャルブレインズ。県内でソーシャル・ビジネスを展開している団体や起業家向けにさまざまな支援を提供している鹿児島市内のNPOです。
 
この日のセミナーではまず「ファンド・レイジング入門」という講義があり、専門家から寄付を中心とした資金調達の方法についての説明がありました。
 
ただし、このファンド・レイジング、日本ではまだまだ発展途上というか、いろんな意味で「遅れている」んですよね。法的にもそうだし、習慣というか、そういう面でも、たとえばアメリカなどに比べるとかなり見劣りがします。まぁ、宗教的な土壌の違いや法制度の問題もあり、いたし方ないところはあるんですけどね......
 
120923seminar.jpg
とはいえ、状況に少しずつ変化の兆しが見えてきているようです。
 
今回のセミナーでも指摘されたように、インターネットの登場でNPOにとって寄付集めが少しずつではありますが、やりやすくなってきているようです。NPOだけに限らなくてもいいですね。芸術家や起業家といった個人にとってもそうです。
 
実際、私たちの活動にとっても可能性があるかもしれません。たとえば、コンテンツをつくるときに、「これは老人(あるいは子供)が主体のコンテンツで、これこれ、こういうものです。老人に元気を与えることで地域も元気になります。もし、この考えにご賛同いただけるのであれば、コンテンツづくりに資金面でお手伝いくださいませんでしょうか」といった形で、きわめて具体的に提案することで、ファンド・レイジングできるかもしれません。
 
いつやるかも含めて、いまはまだ構想の段階ですが、いつか機会があれば実験的にでもやってみたいものです。
 
ちなみに、後半行われたグループ・セッション(ブレーンストーミング的な話し合い)では、それぞれの参加者が寄付を集める側、さらには寄付を提供する側に立って、「どうやれば、寄付集めがしやすくなるか?」あるいは「寄付を提供したくなるか?」といった両側の視点から、ファンド・レイジングについてディスカッションできたのは楽しい経験でした。
 
ちなみに、ぼくらのグループで出た「寄付をしたいと思う場合の基準」については、以下の3つの基準がありました。
 
1. そそる→これはぼく自身が出したもので、要は、発想や斬新性といった要素を重視するというものです。「へぇ、そういう発想があったんだ!」「おもしろいね!」といった驚きというか感心の要素があれば、たとえ、それが実際には機能しなくても(=寄付が無駄になったとしても)、まぁ、そこは許せるというものです。ハイリスク型寄付と名づけました。
 
2. 哲学(姿勢)→こちらはごく当たり前の基準ですね。やる側の哲学や姿勢がしっかりしないと寄付が無駄になりますので、いい加減なところには寄付できないということです。ローリスク(安全)型の寄付ですね。
 
3. 距離感→これはやる側の規模にもかかわってくるし、2の哲学にも関係してくることですが、要は、寄付する側とされる側がちゃんと顔の見える関係でともに歩んでいけるかどうか、ということです。寄付したのはいいけど、組織が大きすぎて、なんだか非人間的な対応をされるといやですものね。やっぱり、距離感も大事だと思います。
 
というわけで、3時間のセミナーが本当にあっという間に過ぎていったのでした。いろいろ学べたうえに新しい出会いもあったし、とても有意義な時間でした。誘ってくださったIさんとFさん、あいがともさげもした!
 
(^0^)
 

関連する記事

関連する記事
英語版ポータルサイトです
ポータルサイトを運営しているNPO法人のホームページです。

きもつき情報局で撮影・制作した動画をお楽しみください。
2016.08.08
月曜日
肝付産の食材を扱う直売所が8月11日、新富地区の商店街にオープンします。 詳しくはこちらへ。
2015.05.14
木曜日
高山グラウンドゴルフ協会では、新規メンバーを随時募集しています。 詳しくはこちらへ。
   
※このランキングは過去1か月以内のものです                       

肝付町の地域おこし協力隊メンバー5名によるブログです。