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新規就農研究生について~キャンピーをつくろう
2015.04.21(火曜日)     きもつき情報局
赤やオレンジ、黄色と彩り豊かなカラーピン。肉厚でビタミンCなどの栄養素を豊富に含みピーマン特有の苦みがないことから、子どもが喜んで食べる野菜の品種として近年スーパーなどの店頭でもよく見かけるようになりました。

肝付町で栽培されているカラーピーマンは「スイートなイメージで子どもにも喜んでもらえるように」とキャンピーという愛称がつけられており、町では産地化を目指し、生産者を増やそうと新規就農者を育成しています。

栽培方法や農業経営など知識、技術の習得から就農までを支援する農業研修制度が、平成20年からJA鹿児島経済連と、平成27年からは肝付町農業振興センターと協力して行われてきました。

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 上空から撮影したキャンピーハウス


現在(平成26年)、研修を終えて自立した1期生3戸と3期生3戸、研修生1戸の全7戸、それに加えて地元農家数戸が産地化を目標に生産に取り組んでいます。

今回はそんなキャンピー生産者を紹介します。

[1期生 児島孝太さん(42)]
 
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総合的な農家を目指す

「丹精こめて育てたキャンピーを出荷する時のわくわく感がたまらないですね」と話す、児島さんは名古屋市出身でこれまで出版業に勤めていました。

両親が鹿児島県出身で里帰りを重ねるうちに鹿児島で生活したいと思うようになったそうです。さらに以前から興味があった農業もやってみたいと35歳の時に研修制度に参加することを決意しました。

田舎暮らしの不安もなく意気揚々と肝付町に移住、実際に生活してみても不便に感じることは特になく、地元の人が温かく受け入れてくれたそうです。
4年間の研修を終え独り立ちして3年になり、今は両親を呼んで一緒にキャンピーを育てています。

そんな児島さんにこれからの目標を尋ねたところ「これからはキャンピー以外の作物にも手を広げ、総合的な農家になっていきたいですね」と話してくれました。

[1期生 中傳修さん(43)・晶子さん(38)夫妻]

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後輩たちのお手本に

肝付町に移住して7年になる中傳修さんは、奥さんの晶子さんと二人三脚で日々の作業に汗を流しています。

修さんは大阪出身で、晶子さんは静岡出身です。肝付町に来る前は大阪での会社員生活を経て、島根県の西ノ島で漁師をしていました。

毎日忙しかった都会での暮らしでは考えられなかった子どもと一緒に過ごせる時間ができたことがうれしかったそうですが、しだいに離島生活に寂しさを感じ、若いころから憧れていた農家を目指し新規就農者の研修制度に応募しました。

そんな中傳さん夫妻に今後の目標を聞いてみたら「生産を続けていく上で、これからもきっと新たな壁に当たると思います。その時は家族と協力して乗り越え、後輩たちの手本となるように、また地元の人もキャンピーをつくってみたいと思わせるような農家になっていきたいですね」と話してくれました。

[1期生 武田裕史さん(36)]

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良い環境で子育てできる

以前は群馬県で衛生管理の仕事をしていたという武田裕史さん。「最初から最後まで自分の手をかけて商品を生み出す農業をやりたい」と情報を探し、インターネットでこの農業研修制度を見つけ、肝付町へ奥さんの純子さんとともに移住することになりました。

当初、見知らぬ土地での生活に不安があったそうですが、いざ生活してみると買い物、医療など不便に感じるところはなかったそうです。

特に人間関係に関しては「肝付町の方は移住者に対してとても温かいです。地域の行事などでは声をかけてもらい、参加することでそこからまた新たな人間関係が広がりました。のどかな自然のなかで子どもを育てられるというのもきもつきならではですね」と話してくれました。

そんな裕史さんは「今後は農業で家族にもっと楽な生活をさせてあげたいですね」とキャンピーと向き合う毎日を送っています。

※武田さんはこちらでも紹介しています。

[3期生 村口達彦さん(42)]

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新規就農は難しくない

「新規就農のイメージって難しいと思っていましたが、この研修制度は最後まで支援してくれるので助かります」と話す村口さんは兵庫県出身で東京の印刷会社に勤めていた文系出身の生産者です。
将来のことを考えて昔からやってみたいと思っていた農家になるためにある時、東京で開催された就農フェアに参加したそうです。そこでキャンピーの研修ブースを見つけ、肝付町への移住を決心しました。
そんな村口さんの目標はキャンピーで採算がとれるようになること。休みがほとんどなく、忙しい毎日を送っていますが「作業をしている時が幸せです」と、目を輝かせて話してくれました。

[3期生 米永到(51)さん・ 知恵さん(49)夫妻]

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夫婦二人三脚で

奥さんの知恵さんと二人三脚でキャンピー生産に取り組む到さんは指宿市出身で、肝付町に来る前は東京の真珠生産会社に勤めていました。
そのため生産地のインドネシアやフィリピンでの海外生活が長く、その国の食糧問題などに触れ、しだいに食について考えるようになったそうです。そして今度は自分が生産者になってみようとこの研修制度に応募しました。
2年間のトレーニングセンターでの研修を終えた現在は毎日仕事に追われているそうですが、それでも「手をかけた分だけ返ってくる。それが農家の醍醐味です」と前向きに頑張っています。

[4期生 坪井大輔さん(43)・亜貴さん(43)夫妻]

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先輩たちに早く追いつきたい

昨年7月に移住したばかりの大輔さんと亜貴さん夫妻は、ぴかぴかの新研修生です。2人とも首都圏出身で大輔さんは鳥の卸売会社の営業をしていました。

もともと転勤族だったので、移住は慣れていて、肝付町での生活も楽しんでいる坪井さん夫妻。「この土地の人は温かい人ばかりで、私たち家族を優しく受け入れてくれました」と、毎日が楽しくてしょうがない様子です。

現在内之浦地区の津代半島に家を購入していて、そこからトレーニングセンターに通っている2人は「キャンピーの出荷量が最下位なので、先輩たちに早く追いつき、追い抜きたいです」と目標をかかげ日々大地と格闘しています。

※現在の新規就農研修制度については、農業振興センターのホームページを御覧ください。

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