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きもつきレポート
よねこさんの「みすまぶくろ」
2018.06.01(金曜日)     きもつき情報局
「みすまぶくろ」をご存知でしょうか。

「知っている」という方は、もしや肝付町岸良周辺の出身ではないでしょうか。

「みすまぶくろ」とは、手ぬぐいを縫ってつくる袋のことです。

スタッフが岸良へ出かけた時に「みすまぶくろ作りが上手」と、よねこさん(門口米子さん)を紹介されました。

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着物をリメイクした「みすま袋」を持つよねこさん。
若い時にタイピストをしていたり、華道の師範であったりと多才!

よねこさんから聞いた作り方をもとにインターネットで調べてみると、どうやら「あづま袋」とか「三角袋」とか、いわれているもののようです。

「すま」とは岸良(きした)弁(または鹿児島弁)で、「隅(すみ)」のこと。

三つのすみがある(三角)から、岸良では「みすまぶくろ」となったのではないかということでした。

手ぬぐいと針と糸があれば簡単につくることができるというので、岸良のくらしの保健室の場を借りて、スタッフ2人、よねこさんからつくり方を教えてもらうことになりました(作り方はこちら)。

「ちゃんとす(し)ごかんと」「端は返し縫いで」「端の始末がされてない布でつくるときは袋縫いにするといい」などと指導を受けます。

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アドバイスしながら見守ります

途中で「はた結び」も教えてもらいました。聞くのも見るのも初めての「はた結び」。結び目が小さく、糸を継ぎ足す時に使うものなのだそうです。

みすまぶくろのつくり方を、よねこさんは母親がつくっているのを見て覚え、子どもは男三人だったので、孫娘に教えたとのことです。

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お手本を見せるよねこさんの手元

よねこさんやくらしの保健室を訪れた方たちから話を聞いたところ、みすまぶくろは、昔、米袋として使ったり、ところてんの液を濾すのに使ったりしていたそうで、野菜の水切りにも便利といいます。

簡単につくることができるので、みなさんも、ぜひ挑戦してみてください。

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完成した「みすまぶくろ」
100均で購入した手ぬぐいの柄が好評でした

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