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伝統文化紹介
綱持ちのススメ~流鏑馬2019
2019.09.25(水曜日)     きもつき情報局
肝付町の四十九所神社で毎年10月第3日曜日に奉納される高山流鏑馬。

射手は中学2年生が務め、7月から8月に正式に決定してから練習が始まります。

夏休み期間中にも馬とふれあい、少しずつ練習は始まりますが、本格的に始まるのは9月から。射手や関係者たちの安全を願う祈願祭の後、本番2日前の「潮がけ」まで悪天候時をのぞきほぼ毎日練習が行われます。

まず肝付町前田の旧国鉄線路跡(旧大隅線跡)を利用して練習を行い、次に四十九所神社の参道での練習に移ります。

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(旧国鉄線路跡での練習風景【2019年9月3日撮影】)

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(横から見るとこんな場所です)

(旧国鉄線路跡はこの辺り。距離は参道よりも30メートル近く短いそうです)

参道は流鏑馬のために半分が未舗装の馬場となっています。この道路、地元の方には日常風景、当たり前のことなのですが、町外から来訪した人は流鏑馬のためだけにと驚くこともあります。

馬場の長さは四十九所神社前から県道539号との交差点付近までの約330メートルです。

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(四十九所神社の参道。2019年の練習は約1週間で参道へ移りました)

この参道での練習のときに、人手を要するのが馬場(未舗装面)と道路(舗装面)を仕切るロープを手に持つ「綱持ち」です。

高山流鏑馬保存会のメンバーをはじめとする関係者、近所の住民、同級生や下校中の小学生などさまざまな人々が「綱持ち」をしながら練習を見守ります。
 
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(綱持ちは小さな子どもから年配の人までさまざま)

本番で走るのは、矢を射ない空走りを含めて計4回で、同じように練習でも4回走ります。

綱持ちをすると、馬の走る勢いや射手のかけ声など、流鏑馬独特の雰囲気を間近に感じることができます。本番では、ここまで近づくことができませんので、練習ならではの醍醐味といえそうです。

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(綱持ちで応援する高山中の生徒たち)

他ではなかなかできない体験ですので、肝付町在住の方も、来町された方も、機会がありましたら応援を兼ねて、下記の情報を参考に、ぜひ「綱持ち」に参加してみてください。

【綱持ち&練習見学の基礎知識】(2019年版)
■時間:16時半から1時間程度[10月17日(木)まで
■場所:四十九所神社前
■射手:中野 紅くん(高山中2年) 馬に乗って馬場を疾走。練習が進むと馬上から矢を射ます。練習が進むに連れ、持ち物や被り物が変わります。

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(撮影日:9月10日)

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(撮影日:9月19日 練習用のあやい笠をかぶり、弓を手にしています)

■後射手:大園悠馬くん(高山中3年) 射手&馬の後を追って、全力疾走!  前年の射手で、練習のときは射手にアドバイスもします。

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■しおまき:中野雅仁さん(射手の父親) 射手&馬が走る前に、毎回、真砂をまき(場を清め)ながら馬場を歩きます。

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■高山流鏑馬保存会のみなさん:馬場を準備したり、旗を振ったり(馬場の安全確認)、馬を引いたり、射手たちにアドバイスしたり、綱持ちをしたりと大活躍。的づくりなど見えないところでも準備に奔走。
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■馬:流星号とみらい号 練習ではどちらも走ります。本番ではどちらか一頭が神馬として走ります。大きさは違っていても、2頭はよく似ています。どちらが練習で走っているかチェックしてみてくださいね。

見分けるポイント①:鼻筋の斑点。流星号には白いなかに斑点があります。

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見分けるポイント②:しっぽの長さ。流星号は地面スレスレ、みらい号は足の白い模様のあたりまで。

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(流星号)

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(みらい号。19日の練習では、みらい号が走りました。射手が背負っているのは矢を立てる「えびら」です)

■注意事項
馬を驚かさないように光るもの・光を反射するものを身に付けない、カメラのフラッシュを使用しないなど注意してくださいね。

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(練習中は、カーブミラーもこの通り、覆っています)


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