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伝統文化紹介
きもつきの鬼火焚き 2017
2017.01.19(木曜日)     きもつき情報局
鹿児島の各地域に伝わる鬼火焚き。

呼び名はさまざまですが、竹やぐらと正月飾りなどを燃やして鬼を追い払い、無病息災を願う正月の伝統行事です。

肝付町でも毎年この行事を続けている地域が4カ所あります。

各地で行われた今年の鬼火焚きの様子をご紹介します。

◯1月3日 岩崎のオネッコ

帰省中の家族連れにも参加してもらおうと、昨年に引き続き1月3日に開催された岩崎のオネッコ。

昨年末に有志の手によって用意されたやぐらは、強風のために一度倒れ、つくりなおしたそうです。

およそ50名が集まったやぐらの周辺では豚汁やぜんざいがふるまわれ、子どもたちはやぐらの中で餅を焼いて味わい、鹿児島弁のクイズなどで大いに笑い、楽しみました。

今回2回目の参加となった鹿児島市の小学5年生の男の子は「クイズが面白かった。鹿児島弁がわからなかった」と話していました。

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やぐらの中で餅をやく子どもたち

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点火前に記念撮影

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消防団員に見守られながら点火

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あっという間に炎が上がります

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竹のはぜる音を聞き、火の粉を浴びながら無病息災を祈ります


◯1月7日 論地のオネッコ

振興会や子ども会が中心になって行われる論地集落のオネッコが1月7日に論地集会所そばの境川堤防で行われました。

この日は、今にも雨が降り出してきそうな空模様。孟宗竹の親竹を中心に大小様々な竹で組まれたやぐらの中では、地域の子どもたちが集まり、ぜんざいや焼きもちを頬張っていました。

火付け予定時刻の午後7時前には雨が降り出しましたが、やぐらの中から火を放つと煌々と燃え上がり、集まった人たちは今年の無病息災を願いました。
 
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やぐらの中では餅やぜんざいが振る舞われる

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やぐらの中で記念撮影

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雨が降っているにも関わらず勢いよく燃え上がるやぐら

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傘をさして見守る見物客

◯1月9日 ドヤドヤサー
内之浦地区に伝わる鬼火焚きドヤドヤサー。昼間に行われること、そして七草(七所)祝いがあわせて行われることが特徴の鬼火焚きです。

今年のドヤドヤサーは1月9日に行われ、会場の内之浦漁協そばの広場に大勢の見物客と18人の七草祝いの子どもたちが集まりました。

はじめに七草の神事が行われ、強風が吹きすさぶなか火付けが行われました。来場者は安全を考慮して風上側が見学し、風で煽られる炎に向かって無病息災を願いました。

子どもたちの保護者は「成長をしみじみと実感します。素直に育ってもらいたいですね」と話していました。

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七草祝いの子どもたち

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強風になびく大漁旗

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 火を付ける七草祝いの子どもたち

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親竹から伸びる縄を持ち炎を見つめる子どもたち

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縁起物の笹や飾りを持ち帰る来場者

◯1月14日 国見のジャンボ鬼火焚き

高さ約30メートルの大きな親竹が特徴の鬼火焚きが国見地区のジャンボ鬼火焚きです。今年は1月14日に国見小中学校そばの畑地で行われました。

風の勢いが次第に増していくような状況で進められ、火付け予定時刻の午後6時を少し過ぎましたが、消防団や実行委員会が安全を確認してから無事に点火されました。

火の勢いがおさまると子どもたちを中心にまだ赤く熱をもった燃え残りに集まり、竹の先端にさした餅を焼いて今年一年の無病息災を願いました。その他、ぜんざいやイノシシ汁なども振る舞われ、集まった人たちの体を温めました。

参加して子どもたちは「普段見られない大きな炎を体験できるのが楽しいです」と話していました。
 
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ふるまい汁を準備する地域住民

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風にあおられ瞬く間に燃え広がる

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やぐらの周りに集まり餅を焼く人々

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熱さを我慢して焼き上がりを待つ子どもたち

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※月の雫は2016年8月、肝付町新富に移転しました。新しい住

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