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伝統文化紹介
炎で新年の厄祓い
2015.01.20(火曜日)     きもつき情報局
鹿児島の正月の伝統行事である鬼火焚き。一般的には竹で組まれたやぐらと一緒に注連飾りなどの正月飾りを燃やして悪霊を追い払い、無病息災や豊作を願うものです。

肝付町に伝わる高山地区(岩崎・論地)のオネッコや内之浦地区のドヤドヤサーもその一種です。また、高山地区の国見では、平成18年から新たに鬼火焚きを始めました。

今年(2015年)は、1月6日に岩崎、7日に内之浦、10日に国見、11日に論地でこの行事が行われました。その様子をフォトレポートで紹介します。

■岩崎のオネッコ

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岩崎のオネッコは昭和54年に20年ぶりに復活したそうです

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集まった子どもたちはやぐらのなかで持ちを焼いたり、
オネッコの話を聞いたりして過ごします
 
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点火前にみなで記念撮影します

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代表の子どもたちがやぐらに点火すると、あっという間に燃え上がり、
盛大な破裂音にあちこちで驚きの声が上がります

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強い風に火の粉が夜空に流れます

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燃え残りの竹は家に持ち帰って無病息災のお守りにするそうです

■ドヤドヤサー(内之浦)

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内之浦地区で行われるドヤドヤサーです。
中心の竹柱には七夕飾りなどが施されます

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ドヤドヤサーでは七草のお祓いもあわせて行われます。
今年は14人の子どもたちが参加しました

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神事後、子どもたちの手によって火がつけらます

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中心の竹柱から12本の縄が伸びています。
それぞれの縄には1月から12月までの札が下がっていて
自分の誕生月の縄を引き、竹の爆裂音で悪霊払いをします

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点火からしばらくして竹柱が縄で引き倒されました

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倒れた竹柱の笹は縁起物です。
それを持ち帰ろうと来場者は我先にと竹柱に駆け寄ります

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竹笹は家に持ち帰って無病息災のお守りにします。
地元の人の話ではその笹を残り火であぶることで
竹笹の葉が落ちることなく1年間保たれるそうです

■国見校区の鬼火焚き

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国見校区の鬼火焚きは広々した畑地に高さ30メートルという
竹を使った大きなものです

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鬼火焚きの実行委員長・平野順一さんらのあいさつの後、
年男や年女、還暦を迎える人など希望者がやぐらに火をつけます

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昨年の1.5倍の竹を使ったということで、盛大な竹の破裂音が響き、
たくさんの火の粉が舞い上がります

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集まった人々にぜんざいや焼酎がふるまわれます。
毎年平均して300人ほどの人が町内外から集まるそうです

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子どもたちはぜんざいを食べながら温まります

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大規模なだけに重機も登場し、燃えさしを集めます

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火の勢いが弱まったところで竹の先にもちをさして炙(あぶ)って食べま


■論地振興会のオネッコ

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論地振興会のオネッコは境川の堤防で行われました

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午後6時頃から子どもたちが集まりだしました。
やぐらの中で餅を焼いておしるこをつくりました

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午後7時になりました。やぐらの中から火をつけます

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あっという間にやぐらが炎に包まれました

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竹の爆発音に歓声をあげる子どもたち。
「冬の花火だ」と喜んでいました

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竹柱が倒れた後の消火活動は地域の消防団員が担当します

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集会所に戻ると焼きそばや焼き肉などで食事をとりました。
大人たちにはお酒もふるまわれ、さながら振興会の新年会のようでした

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