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伝統文化紹介
やぶさめロード2013 番外編 仔馬がやってきた
2013.11.13(水曜日)     きもつき情報局

高山やぶさめの神馬となる新しい仔馬が11月1日、馬主の川崎良秀さん宅の馬小屋に入舎しました。今年5月に生まれたばかりの綺麗な栗毛の牡馬で、セリが行われた熊本県からトラックの荷台に揺られ、はるばる肝付町にやってきました。
 
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トラックの荷台から降ろされる仔馬

初めての土地、そしてまだ仔馬だということもあって緊張していたのでしょうか、荷台から降ろされた仔馬は周囲の物音に驚き、手綱を引く手を振り切って逃げだしてしまいました。

流鏑馬保存会の人たちが捕まえようとしますが、近づくとすぐ逃げてしまいます。

まさに打つ手なし――そんな時に助け船を出したのがベテラン馬の高富士でした。

馬小屋から出された高富士は、仔馬を呼ぶようにいななき、仔馬を先導する形で元の馬小屋のほうに歩いて行きます。すると、先ほどまでさんざん逃げ回っていた仔馬が大人しく高富士の後をついていきます。

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馬小屋に入り少し落ち着いた様子

まさに高富士マジック、そんな感じです。高富士のおかげで何事もなかったようにすんなりと入舎させることができました。

その後は神事が執り行われ、保存会のメンバーが出席して仔馬の健やかな成長を願いました。

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馬小屋前で行われた神事

ちなみにこの日、大活躍した高富士ですが、やぶさめの馬は2頭しか飼育されないので、今年の本番を務めたはやぶさと仔馬で飼育数を越えてしまい本来ならば引退です。

しかし、仔馬がこのあと無事にやぶさめの馬として成長するかどうかわからないため、馬主の川崎さんが「まだ高富士が活躍する場合もある」と判断して個人的に引き取ることになりました。

高山やぶさめは当分の間、はやぶさと仔馬のほかに、この高富士も加えた3頭体制で続けられることになります。

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