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伝統文化紹介
やぶさめロード 11 馬主を続けて30年
2012.10.18(木曜日)     きもつき情報局
やぶさめにとってなくてはならないもの。その一つが馬です。そもそも馬がいなければ、あるいは馬がうまく走ってくれなければ、やぶさめ自体が成り立たないわけですから、馬の大切さはいくら強調しても強調しきれません。
 
その意味で、やぶさめに登場する馬を育てる人、つまり馬主さんの役割には非常に重要なものがあります。
 
肝付町高山地区に伝わるやぶさめで現在馬主を務めているのが川崎春義さんです。なんと30年の長きにわたり馬の世話役を務めてきました。
 
まさに馬つかいの大ベテランと呼べる春義さんですが、今年、馬主を息子の良秀さんに譲りました。伝統の継承です。高山やぶさめの存続という点からいえば、本当にラッキーなことです。
 
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はやぶさを囲む春義さん(左)と息子の良秀さん
 
前回のやぶさめロードでもお伝えしたとおり、やぶさめを支える匠たちの間では後継者不足が問題となっています。伝統の技を伝える次の世代がなかなか見つからないのです。
 
しかしながら、この馬に関していえば、川崎さん父子の間できちんと伝統の継承が行われているわけです。本当にありがたいことです。
 
さすがに春義さんのレベルまでとはいかなくても、息子の良秀さんだって立派な馬つかいです。Uターンしてから15年、春義さんといっしょに馬の世話をしてきました。
 
ですから、父親の春義さんからバトンを受け継いでも何の心配もありません。これからは良秀さんが中心になって、やぶさめを馬という観点から支えていってくれることでしょう。
 
今から30年ほど前に
 
「ちょっと馬の世話を引き受けてくれないかい」
 
「ああ、いいよ」
 
という軽い一言から始まり、これだけ長くやぶさめの馬の世話役を務めることになった川崎さん。息子さんの代に移っても、春義さんが築いてきた信頼と確かな世話は、これから先もずっと引き継がれていくことでしょう。
 
今回のビデオでは、そんな川崎さん父子の馬に対する思いですとか、馬を世話する際の注意点などについて話を聞きました。馬の世界ならではの話も出てくるかもしれませんので、ぜひご覧ください。
 
 

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