豊かな自然と長い伝統と歴史を誇るきもつきには、さまざまな楽しみ方があります。ここではそんなきもつきの楽しみ方をご紹介します。
観光案内に代えて
きもつきで出会う「ニッポンの田舎の原風景」
2012.09.01(土曜日)     きもつき情報局
鹿児島県内の他の地域、たとえば指宿ですとか霧島に比べると、肝付町のある大隅半島はかなり知名度が低いところです。
 
といいますか、全国的にはゼロに等しいといってもいいでしょう。佐多岬など一部の地域をのぞいて、観光地としてのネームバリューがあるところはほとんどありません。
 
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主な産業といえば農林水産業。それ以外にたいした産業はなく、年寄りが多く、若者が少ない――典型的な田舎のひとつです。
 
だったら何も見るところはないの?――あなたがそう思ったとしても仕方がありません。実際、地元の人たちの中にも「ここには何もない」という人が多いのですから......
 
でも、それは地元の人にとってまわりの風景が当たり前すぎるからです。目の前に広がる美しい自然を見ても、当たり前すぎてそのすばらしさに気づかないだけです(みんながみんなそういう考えではありませんが......)。
 
 
「何もない」ところで見つかるたくさんの宝物
 
確かに、昔は「何もないところ」だったのかもしれません。「都市化することが進歩のしるし」という見方が主流の時代においては、田舎は遅れたところだったのかもしれません。
 
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ところが、時代が変わり、人々の価値観が変わる中で、そうした「田舎=遅れたところ」という図式は過去のものになりつつあります。逆に、田舎にあるものが都会人から見れば「本物のぜいたく」に見える時代が訪れています。
 
きもつきを含む大隅半島がこれまで観光地化されてこなかったということは、それだけ手つかずの自然が残っているということです。
 
いってみれば、「自然な自然」といいますか「野性的な自然」、あるいは「本物の自然」がここには残っている。あるいは日本の自然の原風景がまだ残っている地域だということです。
 
ということはつまり、自然の生のパワーに触れられるチャンスが多いということです。いわゆるパワースポットもたくさんあります。
 
そうした手つかずの自然に加えて、きもつきの特徴は、歴史に関連した見どころがたくさんあるということです。古代の豪族がつくった古墳群もあれば、この地を何百年にもわたって治めていた肝付(きもつき)氏にゆかりのある史跡もあり、古代から中世にかけての見どころには事欠きません。
 
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その意味で、歴史好きの人にはたまらない土地といえるかもしれません。
 
ちなみに、旧高山町にはおよそ900年の伝統を誇るやぶさめ祭りがいまも続いており、サムライの時代を思い起こさせる街並みも残っていますので、その時代の香りというか雰囲気に触れるにはもってこいの場所といえます。
 
さらには、はやぶさを打ち上げた内之浦宇宙空間観測所があるのも町の大きな特徴です。今でもロケットが打ち上げられていますので、「宇宙にいちばん近い町」にやってきて、ロケットの打ち上げを間近で見てみてはいかがですか。
 
平凡な日常に潜む大切なもの
 
そうした自然や歴史、ロケットといった見どころ以外にも、ぜひみなさんにおすすめしたいものがあります。
 
それはずばり、田舎に生きる人たちの暮らしや日常です。地元の人たちにとってはごく普通の暮らしですが、都会からやってきた人、あるいは海外からやってきた人にとっては、新鮮に映るのではないでしょうか。
 
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そこに日本が高度成長を遂げる中で失ってしまった「大切なもの」のいくつかが残っていると思うからです。みなさんがきもつきを訪れ、地元の人たちの日常に触れることで、そうした「大切なもの」に出会えるのではないでしょうか。
 
▶山間の静かな集落で自給自足的な暮らしを営むおばあちゃん――
 
▶限界集落といわれる集落で90歳を超えてなお田畑で汗を流すおじいさん――
 
▶海沿いの集落でまわりのお年寄りたちと毎日お茶しながら、あれこれおしゃべりしてゆったり生きているおばあちゃん――
 
高齢化が進む鹿児島県の中でも肝付町とその周辺地域は特にお年寄りが多い地域です。普段は表に出てくることのない、そういう普通の人たちの普通の暮らしにぜひ触れていただきたいと思います。
 
といってもみなさんが知らない土地にやってきて、いきなり地元の人たちと触れあうことは難しいですよね。そこのところは私たちがもっと努力していかなければならない点です。そういう場を提供するための仕掛けや仕組みを行政や観光協会などと一緒につくっていこうと思います。
 
 
まずは、きもつき情報局のコンテンツから
 
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ということで、ここまできもつきの魅力について説明してきたわけですが、とてもそのすべてをここで語り尽くすことはできません。
 
ですので、もしよろしければ、この「きもつき情報局」の盛りだくさんのコンテンツにアクセスして、きもつきの魅力の一端に触れていただければと思います。
 
そして、いつの日かここを訪れ、ご自分の心と身体できもつきを感じて、楽しんでもらえればと思います。
 
きもつきにはみなさんの感動を呼び起こす「何か」が待ち受けているはずですから......
 
きもつきへ、きやったもんせ(来てください)!
 
まっちょいもんでな(お待ちしていますからね)!
 
【肝付町の位置】 下の地図に示されているのが鹿児島県。左側が薩摩半島、右側が大隅半島です。肝付町は大隅半島のほぼ中央から東海岸にかけての領域を占めています。南東部に国見山系が広がる一方、太平洋に面した長い海岸線があり、美しい海岸がいくつか並んでいます。
 
 

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